地域活動・社会貢献

地域活動について

地域の建設業をご存じですか?

 「きつい?汚い?危険?」、でも皆さまは建設業の姿をご存じでしょうか?
 夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、汗を流し、危険な作業に従事し、縁の下の力持ち、として社会の基盤を支える仕事に就いている建設業…。
 しかし多くの人たちは、建設業をよく知りません。

 でも阪神大震災や東日本大震災のときも、みずからが被災しているのにもかかわらず、緊急道路の確保や、応急修理、倒壊家屋からの人命救助などを行いました。
 見かけはよくないけれど、「優しくて、力持ち」、人助けは建設業の特技です。

 特にみなさんのお住まいの地元で建設業が果たしている役割は重要です。
 私たちは世田谷区と災害協定を締結し、区内3消防署とも災害協定を結び、地震などの災害時に倒壊家屋からの人命救助や防災ほか地域のお祭りや盆踊り、町会や消防団など地域コミュニティーに重要な役割をはたしています。
 また被災地でのボランティア活動や区内での住宅デー、親子木工教室、労働安全衛生大会の開催や後継者育成のために人材確保などの取り組みもおこなっています。

 地域の建設業が元気であれば、地域コミュニティーも活気づき、まちの活性化につながります。

地域建設産業の担い手として

 私たちは地域の建設労働組合の特性を生かして、社会貢献化活動を通して建設業の真の姿を地域の皆さまにご理解いただけるよう地道な努力を続けています。
 地域の公共工事から民間住宅の新築・リフォーム工事まで、建設産業は地域に欠かすことのできない産業です。

世田谷区役所と協働、連携を

 家族ぐるみの地域組織である私たちは、「ゆりかごから墓場まで」区の行政に深く関わりをもっています。仕事や日々の暮らしを充実されるために世田谷区役所の各部署へ、自分たちの要望を主張するのではなく、どのように実現できるのか提案型の要望を行っています。

中小企業の振興に努力

 私たちは地元で営業する企業やそこで働く従業員です。
 私たちは世田谷区内に在住しています。地元で仕事をして税金は地元世田谷区に納入しています。いわば地域経済の担い手でもあります。
 大企業や大資本は、世田谷区内で営業していても、本社所在地で法人区民税を支払うシステムになっています。
 地元経済の発展は、商店街の皆様とも共通の願いです。
 地元で営業するすべての人たちと地域経済の振興、中小企業の発展のために手を携えていきます。

街づくり

 私たちは毎日建設産業で働いています。その技術や技能、蓄積された経験を生かして緑豊かで、環境にやさしい世田谷区の住まい作り、街づくりに貢献するよう努力しています。
 区役所、町内会、NPOなどの皆様たち、多くの住みよい世田谷区を考える皆様たちとの交流を願っております。
 街づくりに関して、多くの心ある住民の皆様のご意見やご感想をお聞かせください。
 街づくりについての提言を待っています。

災害に強い街づくり、人づくり

 「もしも……」大災害があったなら、危機管理が必要なことがあったなら、あなたの備えは万全ですか?
 私たち東京土建は区内の建設組合と手を携えて、世田谷区建設団体防災協議会(略称:建防協)をつくっています。
 建防協は世田谷区役所と提携をして、「もしも」の時に、倒壊家屋からの人命救助や道路の開通、仮設住宅の設営など技術と技能を生かしたボランティア活動を行っています。
 普段は救急救命講習や地域の防災訓練などの活動を行っています。また頼りになる人命救助組織「町内レスキュー隊」結成して、もしもに備えています。

 阪神淡路大震災、東日本大震災の教訓からも、なにかあったときにすぐ駆けつけることができるのでは、防災活動に参加し防災意識が高い、地域の建設業者です。
 江戸時代から町内会の防災の中心は大工の棟梁や鳶の頭でした。地域の皆さまのお役に立つことは間違いありません。

 また耐震診断や防災に関するご相談は、ぜひご連絡ください。
 「建防協」の活動は全国的にも例のない、優れた活動との評価を受けており、マスコミにも取り上げられています。

建防協HP、「防災、街づくり」のページへ

高齢者にやさしい世田谷を

 世田谷区の高齢者人口は増え続けており、平成25年(2013年)の約16万3千人から今後も増加傾向が続く見込みです。平成37年(2025年)には、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になり、高齢者人口に占める後期高齢者の割合がさらに大きくなり、今後も支援が必要な高齢者の増加が予測されます。
 地域最大の組合であり、建設産業という「衣食住」の大切な「住」を担っている私たちは、住まいの立場から、高齢者の皆様にやさしい住まいづくり、街づくりで地域社会に貢献していきたいと考えています。

 たとえば、世田谷区の道路はとても狭く、細い道にも車が入るため、高齢者や子どもにはとても危険です。どのようにすれば、やさしい街づくりが実現できるのか。私たちは地域の皆様と一緒に考えていきます。

 またバリアフリーや介護保険を適用しての住まいの段差解消、手すりの取付けなど高齢者住宅についても優れた技術、技能を発揮いたします。

▲施工前

▲施工後



「セーフティーリビング」のページへ

住宅相談、仕事

 私たちは建築技術や技能に誇りを持っています。
 家の新築からリフォーム、軽微な修繕工事まで住まいや建設に関してのご相談や施工は、頼んで安心の地元の建設企業である東京土建の組合員(東京土建世田谷住宅センター)にお任せください。

地元で営業している私たちのメリットは?

1. 地域の事情がよくわかり
2. 手抜き工事などなく
3. アフターサービスが迅速である

ことです。「住まいづくり、街づくり、環境づくり」を合言葉に毎日働いています。

 地域の皆様の住宅、建築物などに関する「安心と安全」を提供させていただくことが、私たちの、住まいに関する社会貢献だと考えています。

納涼祭やモチつきで親睦を

 地域の皆さまに東京土建世田谷支部を知っていただくために、毎年1月にモチつき大会、7月に納涼祭を行っています。場所は上馬5丁目の世田谷支部会館です。ぜひお気軽にご参加ください。


社会貢献活動

地域の防災活動

 地域の団建設関連団体の協議体「世田谷けんぼうきょう」や東京土建世田谷支部レベル、地域に根差す分会の単位で、さまざまな防災活動に取り組んでいます。

建防協HP、「防災、街づくり」のページへ

東日本大震災、南三陸町復興支援活動

 2011年3月11日の東日本大震災では、東京土建世田谷支部として約●●万円の義援金を集めました。
 また防災部では2回に渡り、現地の実情を把握しに出かけました。
 世田谷区では提携する自治体のひとつに宮城県南三陸町があり、被災後すぐに区の職員を現地に派遣し、長期に渡る支援活動を行っていますが、私たちも区と提携する形で復興支援活動を行っています。


住宅デー

 皆さまの住まいに関する相談を年に春秋の年2回、区内の18会場で住宅デーとして開催しています。会場では包丁とぎやミニ祭りのような楽しい雰囲気で、住まいのプロとして、地域の皆さまに技術・技能を活かす、社会貢献活動を行っています。


子どもたちにモノ作りの大切さを

 夏休み子ども工作教室、住宅デー、東京都市大学への出張授業など、モノ作りの大切さを伝えるための体験イベントを開催して好評を得ています。


後継者の育成

 地域建設業界あげての社会貢献活動に、皆さまのご理解をお願いします。